企業様・団体様向け
講座・講演
〈こんな企業様・団体様におすすめです〉
✔幼い子どもを育てる社員の「産後うつ」「職場復帰うつ」の予防をしたい
✔他にない取り組みを行う企業として、他社と差をつけたい
✔育児と仕事の両立を支援したい
✔出産や子育てによる離職率を下げたい
✔幼い子どもを育てる社員の睡眠不足による集中力・モチベーションの低下、ヒューマンエラーやミスを防止し会社の利益を守りたい
✔幼い子どもを育てる家庭の睡眠事情への理解を深め、コミュニケーションやケアに役立てたい
〈復職ママの実態/パパの産後うつ〉
厚生労働省の調査「令和3年度雇用均等基本調査」によると❝令和2年4月1日から令和3年3月 31 日までの1年間に育児休業を終了し、復職した女性の育児休業期間は、「12 か月~18 か月未満」が 34.0%(平成 30 年度 29.8%) と最も高く、次いで「10 か月~12 か月未満」が 30.0%(同 31.3%)、「18 か月~24 か 月未満」11.1%(同 4.8%)の順となっている❞とのことで、復職した女性の6割以上が生後10か月~1歳半のお子さんを持つことがわかります。
一方で子どもは生まれてから1歳半~2歳頃までは心身ともに急成長が続く時期であり、睡眠も変化しており安定し辛くトラブルも起きやすい時期です。
そんな中保育園に入園し、かつ入園して1年は病気にかかりやすく体調不良も多いことを考えると、さらに睡眠トラブルは起こりやすくなり、復職した女性の多くが何らかの寝かしつけや睡眠の悩みやトラブルを抱えている可能性が高く、親御様も睡眠不足になっている可能性が考えられます。
また、あまり知られていませんが実は父親の産後うつは母親の産後うつと発症率がほぼ同じであり、母親だけでなく父親も含めてのケアが必要と言えます。
睡眠不足は抑うつなどの心の不健康につながる事は研究により分かっています( Spiegelhalder K, Regen W, Nanovska S, Baglioni C, Riemann D. Comorbid sleep disorders in neuropsychiatric disorders across the life cycle. Curr Psychiatry Rep 2013;15:364 )。女性だけでなく男性も、子育て世帯が心身ともに健康的に働き続けるためには、十分な睡眠時間を確保することが欠かせないと言えるのではないでしょうか。
〈睡眠と仕事のパフォーマンス〉
例えば、6時間睡眠を2週間続けると、1~2晩徹夜したのと同じくらい作業効率が下がるという研究結果があります( Van Dongen HP et al., SLEEP (2003) 26:117-126 )。
もし夜泣きの対応などで毎晩細切れに短時間しか眠れてなければ、どれほど作業効率や注意力が下がるでしょうか。そういった状態が続けば、確実に事故やヒューマンエラーの危険性を高め、会社にとっても損失になります。
ある調査では睡眠不足による日本の経済損失が年間約15兆円にのぼるという結果も出ています(RAND CORPORATION 「Why Sleep Matters: Quantifying the Economic Costs of Insufficient Sleep」)。
※本則課税を選択されている課税事業者の方へ
請求書や領収書の発行は可能ですが、当方は適格請求書発行事業者(インボイス発行事業者)の登録はしていませんのでご承知おきください。