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夜泣きの原因と対策【専門家解説】

こんにちは。

0~5歳の睡眠相談imaneru 乳幼児睡眠コンサルタントの坪根理恵です。

 

急に始まった夜泣き。

 

「今まで寝ていたのになんで…」
「夜泣きした時の対応はどうしたらいい?」

「夜泣きを終わらせる方法は?」

そんな疑問ありませんか?

 

夜泣きについて、パターン別の原因と対策をこの記事で詳しく解説しますのでぜひ最後までご覧ください。

 

実は多岐にわたる夜泣きの原因

一般的には、夜泣きの原因は「成長によるもの」と聞くことが多いかと思います。

 

たしかに「成長による変化」が背景となり夜泣きをすることはよくあります。

例えば夜泣きの原因になりうる成長の変化が大きい節目は以下です。

 

【2カ月】

胎児~新生児のときの体内リズムである「超日リズム」から抜け出し私たち大人と同じ「概日リズム」を獲得し始める

 

【4カ月】

・睡眠サイクルが確立、五感が急発達する

・寝返りをし始める子が増える

 

【6カ月】

・物事の因果関係を理解し始める

・ずり這いやハイハイをし始める子が増える

・分離不安が開始

・歯が生え始める

 

【8カ月】

・脳も身体も急成長が進む

・分離不安のピーク開始に近づく(ピークは10カ月~1歳半)

 

【1歳以降】

・0歳児より一層自我が強くなっていく

・言葉の発達、イヤイヤ期など成長が続く

 

 

このような成長が原因の場合

例えば6カ月頃の「歯が生える」など一時的な不快感によるものであれば、1カ月以内に落ち着くはずです。

一方で「五感が急発達し始める」「物事の因果関係がわかるようになる」など一時的ではなくその状態がずっと続く場合には、対策を打たないと夜泣きは何カ月も、場合によっては何年も続きます。

 

また、このような成長による原因以外にも

 

  • 睡眠環境(暑い、寒い、不快)
  • 疲れ過ぎ
  • 不安(乳児は寝かしつけ方が原因のことが多い)
  • 幸福度

 

によっても夜泣きは引き起こされます。

 

 

各原因に対する対策

夜泣きの原因は何か1つということはなく複合的に存在することが多いですが

原因を分析し、それぞれに対して打てる対策はあります。

 

 

例えば睡眠環境が暑い、寒い、不快であれば、快適に調整をしてあげる(赤ちゃんは大人よりとても暑がりです)。

 

 

幸福度であれば、日中に「スキンシップ」や「純粋な1対1の時間」を意識的に取る、親が自分自身をケアし心が良い状態で子どもと接する(お世話をしている親の感情は子どもに伝わることが科学的にもわかっています)。

 

 

疲れ過ぎであれば、日中に月齢に応じた必要なお昼寝をさせてあげる。最後のお昼寝から就寝までの間隔を空けすぎない(活動時間という月齢別の目安があります、過去ブログ「赤ちゃんの寝かしつけの誤解」をご覧ください。最下部にリンクを貼っておきます)。

 

 

そして意外と原因として多いのが「不安」ですが

寝かしつけ方が赤ちゃんを不安にさせてしまっているパターンです。

 

 

 乳幼児は「寝た時の状況が変わると不安になる」という特性があります。

 

 

ですから、寝る時に授乳寝落ちや抱っこ寝落ちなど「ながら寝落ち」をさせてからベビーベッドに置くようにしていると

浅い睡眠が来た時に「寝た時は授乳されていたのに、もうされてない」「抱っこされてない」と気が付き不安になって起きたり泣いたりするんです。

 

 

このような場合は、また最初の寝かしつけと同じ授乳や抱っこをしないと落ち着かない、ということが多いです。

 

 

そしてまたながら寝落ちで寝ることで、短時間で不安で起きて、授乳や抱っこを要求する…この繰り返しになります。

 

 

抜本的に解決するには「最初からベビーベッドに背中をつけて眠ること」が必要です。

 

 

ベビーベッドに背中を付けて眠れるのであれば

寝るまでそばにいてもいいですし、セルフねんね(赤ちゃんが親がいなくても自分で寝付くこと)でもいいです。

 

 

とにかく眠るときの習慣を「親に何かしてもらいながら寝る」のではなく「自分でベビーベッドの上で寝つく」に変えていく必要があります。

 

 

夜泣きの改善サポート

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上記のコースで改善までサポートさせていただけます。

 

 

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